iMedicine
第5巻・血液
ISBN978-4-902496-31-4
定価:5720円(税込)、B5判、302頁
フルカラー、発売:2010年2月、著:東田俊彦(MAC)
イラスト・写真で血液疾患の病態の本質をイメージとして理解!
WHO新分類に準拠!
- ■構想10年、新シリーズ刊行開始。生涯教育の一助に。
- ■付録:カバー裏に血液疾患・画像ライブラリ84点収録。
- ■混乱しがちなFAB分類とWHO分類の関係について丁寧に解説。
- ■WHOから発表された造血器腫瘍の最新分類を踏まえて解説。
- ■理論に裏打ちされて描かれたイラストだから分かりやすい。
- ■「Q&A」「Basic」「PLUSα」「Close Up」コーナーも充実。
contents
【総 論】
- 1. 臨床医学への誘い
- ・血液って何?
- ・血液学各論
- 2. 血液の基礎知識
- ・血液は何から成り立っているか
- ・血液の動的平衡
- 3. 血液のダイナミズム
- ・造 血
- ・骨髄における分化・成熟
- ・造血の調節
- 4. 血液の構造と機能
- ・赤血球
- ・白血球
- ・血小板
- ・血漿蛋白
- 5. 症 候
- ・貧 血
- ・赤血球増加症(多血症)
- ・易感染性
- ・出血傾向
- ・血栓形成傾向
- 6. 検 査
- ・末梢血
- ・骨髄穿刺
- ・骨髄生検
- ・出血凝固系検査
- ・フローサイトメトリ
- ・染色体分析
- ・赤血球沈降速度(赤沈、血沈)
- 7. 治療総論
- ・輸 血
- ・造血薬
- ・抗血栓療法
- ・止血薬
- ・抗腫瘍薬
- ・造血幹細胞移植、骨髄移植
【赤血球系疾患】
- 1. 貧 血
- ・貧血総論
- ・鉄芽球性貧血
- ・巨赤芽球性貧血
- ・悪性貧血
- ・再生不良性貧血
- ・赤芽球癆
- ・溶血性貧血−総論
- ・遺伝性球状赤血球症
- ・赤血球酵素異常による溶血性貧血
- ・ヘモグロビン異常症
- ・自己免疫性溶血性貧血
- ・発作性夜間ヘモグロビン尿症
- ・赤血球破砕症候群
- 2. 赤血球増加症(多血症)
- ・真性赤血球増加症(真性多血症)
- ・続発性赤血球増加症(続発性多血症)
-
【白血球系疾患】
- 1. 造血器腫瘍−概論
- ・総 論
- ・従来の概念
- ・FAB分類
- ・WHO分類
- 2. 白血病
- 白血病総論
- 白血病各論− @ 急性リンパ性白血病
- ・急性リンパ性白血病
- 白血病各論− A 急性骨髄性白血病 175
- ・急性骨髄性白血病(M0、M1、M2)
- ・急性前骨髄球性白血病(M3)
- ・急性骨髄単球性白血病(M4)
- ・急性単球性白血病(M5)
- ・急性赤白血病(M6;Di Guglielmo症候群)
- ・急性巨核芽球性白血病(M7)
- 骨髄異形成症候群
- 3. 骨髄増殖性腫瘍(MPN)
- ・慢性骨髄性白血病
- ・真性赤血球増加症(真性多血症)
- ・本態性血小板血症
- ・原発性骨髄線維症
- 4. リンパ系腫瘍
- ・慢性リンパ性白血病
- ・成人T細胞白血病/リンパ腫
- 悪性リンパ腫
- ・Hodgkinリンパ腫
- ・非Hodgkinリンパ腫
- ・血管免疫芽球性T細胞リンパ腫/
免疫芽球性リンパ腫 - 5. 単クローン性免疫グロブリン血症
- M蛋白血症−総論
- M蛋白血症−各論
- ・多発性骨髄腫
- ・マクログロブリン血症
- ・本態性M蛋白血症(MGUS)
- 6. 骨髄単球系疾患
- ・Langerhans細胞性組織球症
- ・血球貪食症候群(血球貪食リンパ組織球症)
-
【血小板・凝固系疾患】
- 1. 出血・止血異常−総論
- 2. 血管性紫斑病
- ・Scho¨nlein−Henoch紫斑病(アレルギー性血管性紫斑病)
- ・遺伝性出血性毛細血管拡張症(Osler−Rendu−Weber病)
- 3. 血小板異常による出血傾向
- ・特発性血小板減少性紫斑病
- ・血小板機能異常症
- 赤血球破砕症候群
- ・血栓性血小板減少性紫斑病
- ・溶血性尿毒症症候群(Gasser症候群)
- ・播種性血管内凝固症候群
- 4. 凝固因子欠乏
- ・von Willebrand病
- ・血友病
- ・ビタミンK欠乏症
- ・循環抗凝固因子
- 5. 血栓形成傾向
- ・先天性血栓性素因
- ・後天性血栓傾向